CBD(カンナビジオール)とは
CBDとは
CBDは、ヘンプ(麻)に含まれる薬理成分、「カンナビノイド」の一種。
癌やてんかん、うつ病などをはじめとする疾患や、美容・健康にも効果があるとして世界中で
臨床研究が進められている成分です。
日本でもブームとなりつつあり、最近ではCBDオイルやべイプ(電子タバコ)、
化粧品などといった商品が増えてきています。
CBDの効果は?
CBDの主な効果としては、
・抗炎症作用
・抗菌作用
・抗うつ作用
・鎮痛作用
・リラックス作用
・睡眠の質の向上
・ストレスの緩和
などがあげられ、海外ではてんかんや不眠症の症状の緩和に使用されるケースも。
また、肌に対しては「抗アクネ作用」をもち、ニキビの治療にも有効であることが
わかっています。
CBDの安全性・副作用は?
とはいえ、CBDの安全性についてまだ不安に感じている方も多いですよね。
CBDの安全性に関しては、WHOの「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」で、
・依存性、乱用性がないこと
・大きな副作用をもたらさず、忍容性があること
が認められています。
いわゆる「ハイになる」ような精神作用もなく、日本でも合法的に使用することができます。
CBDに肌の保湿効果がある!?
2021年8月に公開された研究では、CBDが肌にもたらす保湿効果とメカニズムについて
調査されています。
14日間の塗布で肌の水分量が1.3倍に!
この研究では、1%CBD溶液をマウスの皮膚に14日毎日適用し経過を観察しました。
すると、CBDを適用したマウスで、正常なバリア機能を維持しながら皮膚の水分量が約1.3倍に増加するという結果が示されました。
(A)皮膚の水分量
(B)経表皮水分喪失
また、14日後のアクアポリンの発現レベルの変化も観察され、「アクアポリン-3」の発現レベルが有意に増加していることがわかりました。
アクアポリンは皮膚にあるケラチノサイトの細胞膜に存在するタンパク質のことで、
水を巡らせる役割をします。
そのアクアポリンのなかでも表皮に存在するのが「アクアポリン-3」。
「アクアポリン-3」は皮膚の保湿、弾力に大きな役割を担っており、
この増加がCBDの皮膚保湿効果のメカニズムの1つとして示されたことになります。
量が多すぎると効果減?
ここまでと同様に、濃度を高めた3%CBD溶液での皮膚の水分量の変化も観察されています。
すると、炎症反応は起こさなかったものの、
・経表皮水分損失が増加する
・皮膚の水分量が対象群と同様のレベルまで下がってしまう
(保湿効果が得られなかった)
という結果が示されたのです。
CBDによる保湿効果を得るためにはCBDの量は多ければ良いというわけではなく、適切な量を塗布する必要がありそうです。
研究が進めば、CBDが化粧品としてさらに活躍していくことが期待できそうですね。
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・THCフリー(ISO取得の第三者機関にてLOD:0.001%基準にてTHC検査を実施)
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