CBDは顎関節症にも効果的?

CBDは顎関節症にも効果的?

顎が痛い、口が大きく開きにくい、硬いものが噛めない・・・など、顎関節症の症状がある人は意外と多く、悪化すると食事や会話に影響を与えてしまうことも。

近年注目されているCBD(カンナビジオール)は、顎関節症の症状の改善にも効果が期待されており、研究では顎の筋肉の痛みが大幅に改善されたという結果も報告されています。

顎関節症とは

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の関節や筋肉に痛みを感じたり、動かしにくい、
顎から音が鳴る、などの症状があらわれる、顎の筋肉や関節の病気のことを
いいます。

症状は重い人から軽い人まで様々ですが、硬いものが噛めない、口が開きにく
い、顎がかくかくする、などの症状がある方は、顎関節症である可能性が
あります。

顎関節症の原因

顎関節症の要因は様々で、これまでは噛み合わせの悪さが最大の原因と
されていましたが、最近ではそれだけでなく

・精神的なストレスによる筋肉の緊張
・パソコンやスマートフォンなどの使用による前傾姿勢
・頬杖
・睡眠時や日中の食いしばり

など、日常の習慣も顎関節症の症状の原因となり得ると考えられています。

CBD(カンナビジオール)とは

CBDとは

CBDとは、ヘンプに含まれる有効成分の一種で、その摂取により様々な疾患や
美容、健康に効果があるとして世界中で臨床研究が進められています。

近年では日本でも注目されつつあり、CBDオイルやCBDべイプ(電子タバコ)、化粧品やシャンプーなども販売されています。

まだまだ危険なイメージを持つ方も少なくありませんが、
CBDにはいわゆる「ハイになる」ような精神作用がなく、副作用や依存性も
ないので安心して使用することができます。

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CBDの効果

CBDには数多くの効能があると言われていますが、主な効能としては

・鎮痛作用
・鎮静作用
・抗不安作用
・抗菌作用
・抗炎症作用
・睡眠の質の向上
・免疫の調整

などがあげられます。

研究では様々な疾患に対する可能性が示されており、

・うつ病
・てんかん
・セリアック病
・子宮内膜症
・アルコール依存
・禁煙
・歯周病
・糖尿病
・アトピー
・喘息

なども、CBDが症状を改善する可能性があるとされています。

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CBDが顎関節症にも効果あり

顎の筋肉・関節の痛みの緩和

顎関節症では、咀嚼筋や関節の痛みを感じる人も多く、それが原因で口を大きく開けない、食べ物を噛むのが辛いなどといった悩みを抱えている方もいます。

CBDの鎮痛作用は、関節の痛みや筋肉痛などにも効果が期待できます。

痛みのある場所に塗布するのがおススメです。

筋肉を弛緩する

CBDには、凝り固まった筋肉を弛緩させる作用があります。

食いしばりや歯ぎしりが原因で顎関節症を引き起こしている方は、
CBDによる筋肉の弛緩効果が改善に繋がるかもしれません。

ストレス解消

近年では、仕事や日常生活などのストレスが原因で食いしばりが強くなり、顎関節症を引き起こしている方が多いといわれています。

CBDには、心身をリラックスさせ、ストレスを緩和する働きがあります。

日々の生活でストレスがあり、なかなか発散ができていないという方はCBDを取り入れてみると変化を感じられるかもしれません。

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自律神経を整える

顎関節症の原因の1つとして「睡眠時の歯ぎしり」が挙げられますが、これは自律神経の乱れが1つの要因となっていると考えられます。

自律神経には、身体をアクティブに保つ「交感神経」と、リラックスに導く「副交感神経」があり、睡眠時には「副交感神経」が優位になることで質の良い眠りにつくことができます。

これが、自律神経が乱れ眠る前にも「交感神経」が優位になってしまっていると、睡眠が浅くなり歯ぎしりを引き起こす原因となってしまいます。

CBDは自律神経を整える効果もあるとされているので、自律神経の乱れに伴う睡眠の質の低下や、それによって引き起こる歯ぎしりの予防に役立つかもしれません。

顎関節症に関する海外の研究

痛みや咀嚼筋の状態が改善

海外の研究では、顎関節症の患者にCBDを塗布した際の筋肉の弛緩作用に関する実験が行われました。

この実験では、1日2回、濃度7%のCBD製剤を塗布したことで、塗布しなかった
場合と比較し、咀嚼筋が約11~12%弛緩されたことが報告されています。

さらに、筋肉の痛みに関しては約70%と大幅に減少しました。

この結果から、CBDが顎関節症の治療法のひとつとなる可能性があると
結論付けられています。

顎関節症に悩んでいる方は、CBDを取り入れることで症状の緩和を感じることができるかもしれません。

CBDのよくある質問

Q.CBDは安全ですか?副作用は?

A. CBDには、副作用や依存性がなく、安全に摂取可能であることがWHO(世界保健機関)で認められており、日本の使用も合法とされています。
ただし、過剰に摂取するとCBDの効果により眠気を引き起こしたり、腹痛を起こしたりする場合があります。
まずは少量から、体調に合わせて摂取するようにしましょう。

Q.CBDはどのくらい摂れば良いですか?

A. CBDの必要摂取量は個人差が大きく、さらに摂取量によって得られる効果も異なります。
まずは1回10mg程度から少しずつ量を増やし、自分に合ったCBDの量を見つけるとよいでしょう。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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