CBD原料の輸入販売、OEM受託、医療・小売向けの製品流通などを行う株式会社ウェルファーマ(代表取締役 福田一生)は、昨今大きな問題となったHHCHグミ等による健康被害と薬物規制の動きへの対応として、一連の規制薬物がCBD原料に含まれないことを網羅的に検査するための品質管理体制を整備いたしました。
2023年秋の臨時国会では、衆議院・参議院の両院にて大麻取締法の改正法案が75年ぶりに賛成多数で可決され、来年度の成立が見込まれています。
今後、医療分野を含めた幅広い産業目的でヘンプ由来のCBD等の成分の利用が期待されますが、同じ時期にHHCHグミ等の合成・半合成カンナビノイドによ健康被害が多数発生。このような薬物の不適切な管理や流通によるトラブルは今回のHHCHに限らず、2022年3月のHHC以降に度々問題化しており、健全な市場拡大の妨げになりうるものです。
HHCHグミの社会的な問題の発生以降、当社のお取引先各位(医療機関や大手小売店、OEM委託企業、原料販売先、プライベートブランドのお客様)からも、心配のお声やお問い合わせを多数いただいた状況を受け、ご安心いただけるCBD原料ならびに製品の流通のために、一連の規制物質を包括的に検査する体制を整えてまいりました。
CBD原料の輸入にあたり、厚生労働省の麻薬取締部はTHCがCBD原料に含まれないことを第三者機関による分析によって証明することを義務付けています。
HHCH等の新規規制物質の大半は、自然界には存在するものではありませんので、意図して有機合成しないかぎりCBD原料中に含まれることもありません。しかしながら、CBDやHHCHなどの各成分の違いなどが正しく理解されていない黎明期の市場において、漠然とした不安や説明コストが生じており、多数のお問い合わせをいただく状況が発生いたしました。
医療目的ならびに健康増進の目的でCBDを必要とされる方々が安心して製品をご利用いただけるよう、今後当社が取り扱うCBD原料中に、規制物質の一切が含まれないことを第三者機関の分析により証明できるような検査管理体制を構築いたしました。
同じく、OEMの委託企業様からご要望があれば、納品するCBD製品に対しても同様の検査を実施することで、規制物質が含まれないことを証明し、流通を後押しできるような体制を整備いたしました。
▼CBDアイソレート原料の分析証明書(COA)※赤枠内が規制されている合成・半合成薬物
当社にて販売するすべてのCBD原料ロットに対して、今後は規制物質の包括的な検査を実施いたします。
問題成分に対する厳格な品質管理により、ご安心いただけるような原料・サービス・商品の流通に取り組んでまいります。
<当社の提供サービス>
1)CBD原料販売(CBDアイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性ナノCBD等)
2)CBD製品のOEM(食品・化粧品・喫煙雑貨・ペット用品等)
3)プライベートブランド製品の企画・販売
・fuwari公式サイト(ウェルエイジングのためのフェムケア)
・当社プライベートブランドの卸取引サイト(医療機関様・法人様向け)
株式会社ウェルファーマ
担当:藤田
電話:03-6868-8806(平日10:00〜18:00)
メール:2b@wellpharma.co.jp