拒食症とは
拒食症とは
拒食症は「神経性やせ症」といわれ、体重が増加することを恐れて
食事を摂ることができなくなり、正常加減を下回るほど体重が低下する
病気のことをいいます。
病気の背景には、何かしらの心理的な問題があることも多く、アルコール依存や
うつ、自傷行為を繰り返すなど精神的な疾患を合併しやすいと言われています。
拒食症の症状
拒食症では、極端な体型へのこだわりによって食事を摂らなくなる、
もしくは食べては吐くことを繰り返すなどといった症状があります。
極端な栄養不足が続くことにより
・筋力低下
・疲労感
・月経が止まる
・心拍数の低下
・低体温、低血圧
・産毛が濃くなる
・髪の毛がぬける
・内臓機能の低下
・手足の裏が黄色くなる
などといった身体症状が出ることもあります。
また、心理的な症状としては
・集中力の低下
・こだわりが強くなる
・うつ、強い不安感
・極端なマイナス思考
・人との交流を避ける
などといった傾向があります。
拒食症の治療は、薬物症状だけでは治らない場合がほとんどで、
治療にあたっても「食べたくても怖くて食べられない」「食べないといけないと
わかっていても太ることが怖い」など、精神的な戸惑いや苦痛を伴うことが
多いです。
深刻になケースでは、低栄養が続き死に至る、精神的な不安定さから
自殺を図る、など命の危険に及ぶこともあるため、専門的なカウンセリングなどの適切な治療が必要です。
CBD(カンナビジオール)とは
CBD(カンナビジオール)とは
CBDとは、ヘンプに含まれる有効成分のひとつで、その摂取により数多くの疾患や、健康、美容に良いとして世界中で注目を集めています。
CBDの効果
CBDの主な効果としては、
・鎮痛効果
・リラックス効果
・ストレスの解消
・抗不安作用
・抗炎症作用
・抗菌作用
・睡眠の質の向上
などが挙げられます。
研究では、うつ病やてんかん、癌をはじめとした様々な疾患にも効果があるとして臨床研究が進められています。
CBDが拒食症にもたらす効果
気分を高め、うつ症状を改善する
CBDは、脳内の受容体と相互作用することで、幸せホルモンと呼ばれる
「セロトニン」を増加させることがわかっています。
うつ病の治療にも効果的であると言われおり、拒食症で陥りやすい気分の沈みや鬱症状の緩和を和らげる可能性があります。
ストレスや不安感を解消する
CBDのもつ鎮静作用は、イライラした気分やストレスを緩和したり、
不安感を鎮めたりする効果があります。
CBDはPTSD(心的外傷後ストレス障害)にも効果があると言われており、
拒食症治療に伴う体重増加や食事へのストレスや不安感を和らげる効果が
期待できます。
エンド・カンナビノイド・システム(ECS)を整える
エンド・カンナビノイド・システム(ECS)とは、人間の身体に本来備わって
いる身体調節機能のことで、アナンダミドや2-AGをはじめとする「内因性カンナビノイド」、CB1,CB2と呼ばれる「カンナビノイド受容体」とその他の酵素などで構成されています。
ECSは、免疫や食欲、感情、痛み、記憶など心身のあらゆる機能を司る大切な機能です。
ところが海外の研究では、ECSは拒食症にも関係があり、拒食症患者のECSの機能が低下していることが分かっています。
CBDは、体内でカンナビノイドとして働くことでECSの働きを調整することで
心身の様々な不調を改善する効果があると言われており、拒食症患者のECSを
整え症状を改善する可能性も考えられています。
THCと拒食症における研究
THC(テトラヒドロカンナビノール)とは
THCもCBDと同じく、「カンナビノイド」とよばれる薬理成分のひとつです。
ただしCBDと大きく異なるのが、THCにいわゆる「ハイになる」ような
精神作用があり、日本では使用が禁止されています。
※ここでは、ひとつの資料として紹介します。
THCにも
・ストレスやうつの軽減
・食欲増進
・鎮痛作用
・神経保護作用
・抗炎症作用
などがあり、THCの使用が法律で許可されている一部の国では医療用途としても
使われています。
THCが食欲を刺激する
THCには食欲を増加させる効果があることがわかっています。
海外の研究ではTHCを摂取した拒食症患者がしなかった場合と比較して優位に
体重が増加したという報告が上がっており、大麻が合法化されている国では
拒食症の治療のためにTHCを含む医療大麻を求める人もいます。
日本でTHCを使用することができませんが、拒食症と合併して起こりやすい
精神症状の緩和にはCBDの効果も十分に期待できます。
食欲とカンナビノイド受容体の関係
ECSは、食欲や代謝、消化機能とも密接に関わっている機能。
なかでもCB1、CB2受容体はそれらに大きな影響を与えていると考えられています。
CB1受容体は、主に脳を構成する中枢神経に多く存在しています。
CB1受容体が刺激されると、食欲増進・エネルギー摂取量の増加などの作用があらわれるとされています。
マウスによる実験では、CB1受容体を慢性的に活性化すると、肥満に伴うインスリン抵抗性が示されました。
つまり、CB1の異常活性は、肥満や糖尿病、高血圧など生活習慣病の原因となる可能性があるのです。
CB2受容体は、主に免疫細胞に存在し、抗炎症作用をもたらすとされています。
また、CB1受容体とは逆に、食欲を抑制し、食事の摂取量を抑える作用があります。
研究では、CB2受容体の活性化により身体の炎症を誘発する肥満の予防や改善に効果を示しました。
このように、カンナビノイド受容体は食欲や代謝に非常に大きな影響を与えます。
CBDをはじめとするカンナビノイドはこれらの受容体に作用し、心身に様々な影響を与えます。
拒食症のみならず、過食症や肥満、糖尿病など幅広い疾患に効果をもたらすことが期待できそうです。
※CBDと拒食症治療の関係については、あくまで事例証拠が出ている段階です。
治療に当たっては、まずは医師に相談をしてください。
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