犬にCBDオイルを与えたら下痢や軟便が起きてしまった…。そんな飼い主さんに向けて、CBDによる消化器への影響や、考えられる原因、正しい対処法をわかりやすく解説します。与えすぎ、オイルの種類、体質など複数の要因を丁寧に紹介し、安全にCBDを継続するための工夫や再開のコツもご紹介。さらに、お腹が弱い犬やシニア犬、ストレスが原因で体調を崩しやすい子にも安心して使うためのポイントを解説します。CBD初心者の方や、愛犬に合った使い方を知りたい方にとって役立つ情報が満載です。
目次
「愛犬のために体に優しいものを」と、ナチュラルな健康サポートとして注目されているCBDオイル。
ストレスケアや関節の不調、皮膚トラブルのケアなど、愛犬のQOL(生活の質)を高めるサポートアイテムとして、多くの飼い主さんが取り入れています。
しかし一方で、「CBDオイルを使い始めたら、愛犬のお腹がゆるくなった」「下痢が続いて心配」という声があるのも事実。
せっかく体に良いものを与えているつもりなのに、逆に体調を崩してしまっては本末転倒ですよね。
本記事では、犬がCBDオイルで下痢をする原因や対処法、安全に使うためのポイントをわかりやすく解説します。
愛犬の健康を第一に考える40〜50代の飼い主さまへ、安心してCBD製品を取り入れるためのヒントをお届けします。
まずは、CBDオイルに限らず、犬が下痢を起こす一般的な要因を見てみましょう。

・フードを急に変えた
・おやつを新しく試した
・人間の食べ物を口にした
犬は腸内環境がデリケートで、ちょっとした変化でも下痢を起こしやすい傾向があります。
・引っ越し、旅行、トリミングなど
・新しいペットや赤ちゃんの登場
・飼い主の不在や不安
犬はとても感受性が強いため、精神的ストレスでも下痢や軟便になることがあります。
・回虫、ジアルジアなどの寄生虫
・細菌・ウイルスによる胃腸炎
これは動物病院での検査と治療が必要になります。
・抗生物質、抗炎症剤
・新しく与え始めたサプリメントやハーブ
この中にCBDオイルも含まれます。初めて使う成分は、犬の体が慣れていない可能性があるのです。
CBD(カンナビジオール)は麻由来の成分ですが、精神作用はなく、犬にも安全に使える天然成分です。
とはいえ、個体差や使い方次第では、以下のような理由でお腹がゆるくなることがあります。

CBDオイルは脂質(オイル)として摂取するため、過剰に与えると消化に負担がかかり、下痢の原因になります。
🔎特に体重が小さな犬種やシニア犬は、少量でも影響を受けやすいです。
CBDはMCTオイルやヘンプシードオイルなどに希釈されていることが多いですが、オイル自体が体質に合わないケースもあります。
CBDには抗炎症や自律神経調整といった働きがあり、腸内フローラに影響を与える可能性も指摘されています。これにより、一時的に便の状態が変化する犬もいます。
粗悪なCBDオイルには、添加物や不純物が含まれている場合があります。
特に犬用として設計されていない人間用CBD製品を与えると、香料や甘味料、アルコールが含まれていて危険なことも。
CBDに関する動物用の研究はまだ限られていますが、一部の獣医師は次のように語っています。
「CBDは犬にとって比較的安全な成分ですが、まれに胃腸が敏感な犬では軟便や一時的な下痢が見られることがあります。ほとんどは適正量に調整すれば改善されます。」
(獣医師・動物行動学専門 Dr. M)
また、CBD製品を扱う米国の研究レビュー(2020, Frontiers in Veterinary Science)でも、副作用として最も多いのは軟便や食欲の変化であり、深刻なリスクは少ないとされています。
もしCBDオイルを与えたあとに愛犬が下痢をしたら、以下の対応をおすすめします。

一旦CBDの使用をやめ、症状が改善するか様子を見ましょう。1〜2日で治まるようなら一過性の反応である可能性が高いです。
下痢が続くと脱水症状になるリスクも。
新鮮な水を常に飲める環境を整えてください。必要に応じて、経口補水液なども有効です。
・消化に優しいフードに切り替える(例:茹でたササミや白米)
・脂質の少ない食事にする
CBDオイルを再開する際も、食事と時間をずらすことで腸への刺激を減らせます。
症状が改善した後、CBDを再度使うなら1滴からの超少量で様子を見ましょう。
1日おき、1回だけなど、頻度も減らして再スタートするのが安全です。
以下のような症状がある場合はすぐに獣医師へ:
犬の体調を守りつつ、CBDのメリットをしっかり活かすには、以下のポイントを押さえておきましょう。

人間用ではなく、「犬用に設計されたCBDオイル」を選ぶことが大切です。
無添加・無香料・THCフリー・第三者機関による成分分析があるものが理想です。
初めてCBDを使うなら、低濃度(1〜3%程度)のものからスタートし、体調を見ながら徐々に増やすのが鉄則です。
口コミやレビュー、製品の製造背景などをチェックし、信頼できる国内ブランドやペット専門メーカーを選びましょう。
CBDオイルを愛犬の健康サポートに活用するうえで大切なのは、安全性と使いやすさです。とくに下痢や軟便が心配な場合は、以下のようなポイントをチェックしておくと安心です。
このような条件を満たすCBDオイルであれば、初心者でも取り入れやすく、愛犬の体調にも配慮しながら継続できます。
CBDは万能薬ではありませんが、適切に選び、正しく使うことで、自然なかたちで体調管理をサポートしてくれる可能性があります。
CBDオイルは、犬にとってやさしく寄り添う健康サポートとなる可能性を秘めています。
ただし、下痢や軟便といった反応が見られたときは、それを「体からのサイン」と受け取り、無理をせず丁寧に向き合うことが大切です。
この基本を守れば、CBDはあなたの愛犬にとって、安心して続けられる“ナチュラルな選択肢”となるでしょう。
最初は不安や戸惑いがあるかもしれません。けれど、愛犬の体に合った使い方を見つけていけば、不調に悩まされていた毎日が少しずつ穏やかに変わっていく未来がきっと待っています。

あなたと愛犬が、もっと自由に、もっと心地よく過ごせる毎日のために。
CBDはその一歩をそっと後押ししてくれる、やさしくて心強い存在です。