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愛犬・愛猫に合うCBDの選び方|オイルとタブレット、どっちがいい?

2025年12月3日

ストレスケアや健康維持に注目されているCBD。本記事では、ペット用CBDの中でもよく使われる「タブレットタイプ」と「オイルタイプ」の違いや、各形状のメリット・デメリットをわかりやすく解説。タブレットが合わない子にとって、オイルは柔軟に調整できるやさしい選択肢です。近年は、てんかん・認知症・シニアケアなどを目的にCBDを処方する獣医師や、日常的に取り入れる飼い主も増加中。愛犬・愛猫に合ったCBDの形を見つけたい方に役立つ内容です。

せっかくのCBD、うちの子には合わないかも…?

「最近よく聞くCBDを愛犬に試してみたけれど、タブレットを全然食べてくれない…」「猫にCBDタブレットを与えたら、毎回吐いてしまう…」――そんな声をよく耳にします。

CBD(カンナビジオール)は、犬や猫の健康サポートに注目されている成分ですが、その効果を十分に発揮するには“与え方”も非常に重要です。中でも、近年人気の高い”CBDタブレット”はおやつ感覚で与えやすい一方で、すべての子に合うわけではありません。

この記事では、CBDのタブレットとオイル、それぞれの特長や違いをわかりやすく整理しながら、どんな子にどの形が向いているのかを考えていきます。特に、タブレットをうまく受け入れられなかった犬や猫にも取り入れやすい方法として、“CBDオイル”の魅力にも注目していきます。

CBDタブレットが合わない犬・猫も意外と多い

CBD製品は「おやつタイプ」「オイルタイプ」「スプレータイプ」などさまざまな形状で展開されています。その中でもCBDタブレット(錠剤・チュアブルタイプ)は、

  • 分量が決まっていて使いやすい
  • おやつ感覚で与えられる
  • 携帯性が高く、外出先でも便利

といった理由から、多くの獣医師さん・飼い主さんに選ばれています。しかし、実際に試してみると、以下のようなトラブルを感じる方も少なくありません。

タブレットが合わないと感じる主な理由

  • 味やにおいに敏感で、食べてくれない
  • カゼインなどのタンパク質成分が体に合わず、お腹を壊す
  • 口に入れてもすぐに吐き出してしまう
  • 与える量の微調整がしづらい

特に猫は嗅覚が鋭く、食感やにおいに敏感なため、チュアブルタイプのサプリを警戒してしまう傾向があります。

また、犬でも特定の食物アレルギー(例:カゼイン=乳由来成分)を持っている子の場合、CBDタブレットに含まれる添加物が合わないケースも。

こうした“CBDタブレットの壁”に直面したとき、選択肢として浮かぶのが「CBDオイル」です。

解決策:CBDオイルというやさしい選択肢

近年では、てんかん発作や認知機能の低下、シニア犬・猫の生活の質(QOL)向上を目的に、CBDを補助的に取り入れる獣医師も増えてきています。実際に、こうした症状に悩む子を持つ飼い主の間でも、サプリメントとしてCBDを選ぶ動きが広がりつつあります。日常の不安緩和だけでなく、長期的な健康管理の一環として注目されています。

CBDオイルは、ヘンプ由来のCBD成分をMCTオイルなどのキャリアオイルに溶かした液状タイプの製品です。スポイト付きのボトルで提供され、食事やおやつに混ぜたり、直接口に垂らしたりと与え方の自由度が高いのが特徴です。

CBDオイルのメリット

  • 味やにおいが比較的控えめで受け入れやすい
  • 1滴単位で量の調整が可能
  • アレルゲンフリーな製品が多い(添加物が少なくシンプル)
  • 吸収が早く、効果を実感しやすい

特に、初めてCBDを試す飼い主さんにとって、「うちの子に合うか不安…」という気持ちは大きいはず。そんなとき、CBDオイルなら少量から始めて様子を見ることができるため、安心して取り入れられます。

CBDオイルのデメリット

  • 毎回量を量る手間がある
  • 携帯性にやや劣る(外出時には持ち運びに注意)
  • オイル特有の風味に敏感な子もいる

とはいえ、これらのデメリットは”慣れ”や”工夫”でカバーできることが多く、食事に混ぜる、舐めさせるなどの工夫で対応できます。

比較表:CBDタブレット vs CBDオイル

このように、CBDオイルはタブレットと比べて、より“個別対応”しやすい製品であることがわかります。

実際の声:「オイルに変えたら毎日がラクになった」

ここで、実際にCBDオイルを導入して愛犬・愛猫の健康をサポートしている飼い主さんの声を一部ご紹介します。

「最初はCBDタブレットを試しましたが、全然食べてくれなくて…。オイルタイプに変えたら、フードに垂らすだけでOKなので本当にラクです。夜も落ち着いて寝てくれるようになりました。」(柴犬・9歳)

「うちの猫はカゼインに反応してしまうので、タブレットは断念。オイルなら無添加だし、少量から始められるので安心して使えています。」(スコティッシュフォールド・7歳)

このように、“タブレットが合わなかった”という理由でCBDを諦めかけた方でも、オイルという選択肢によって無理なくケアを続けられるようになっています。

製品選びのポイントと使い方

CBDオイルを選ぶ際は、以下のようなポイントを押さえておくと安心です。

製品選びのポイント

  • オーガニック原料を使用しているか
  • THCフリーで安全性が確認されているか
  • ペット専用に設計されているか(人用を流用しない)
  • MCTオイルなど消化にやさしいキャリアオイルを使用しているか

使い方の例

  • フードに混ぜる:いつものごはんに数滴垂らすだけ
  • おやつに染み込ませる:お気に入りのビスケットに滴下
  • 口元に直接垂らす:スポイトで舌にちょんと

CBDは“即効性”というよりも“継続性”が大切な成分。毎日のルーティンに無理なく取り入れられる方法を見つけることが、飼い主にもペットにもストレスのない健康ケアにつながります。

まとめ:うちの子に合う形を選ぼう

CBDは、形状によって「合う・合わない」が分かれるデリケートなサプリメントです。大切なのは、愛犬・愛猫それぞれの性格や体質、日々の様子をしっかり観察すること

タブレットが合えば手軽で便利ですが、そうでない場合も焦らずに、オイルという柔軟な選択肢を取り入れることで、無理のないケアが実現します。

日々の小さな変化を見逃さず、愛する家族の“その子らしさ”を大切にしながら、最適なCBDの形を見つけてあげましょう。

そうすることで、

  • 夜ぐっすり眠れて、朝の散歩がもっと楽しみに
  • 不安やストレスの少ない、穏やかな表情に
  • 高齢の子でも、日常を快適に過ごす時間が増える

といった、“小さな変化が積み重なった未来”を一緒に迎えることができます。

CBDは「健康サポートのパートナー」として、あなたとペットの暮らしにそっと寄り添ってくれる存在です。

うちの子にとってのベストな形を、ぜひ見つけてあげてください。

投稿者

  • M&N'sCBDのスタッフである商品開発米山と、カスタマーサポート上田でコラムを更新しています。商品のこと、CBDのこと、よくあるお客様の声などについて詳しくご紹介します。