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犬の歯周病・口臭対策にCBDが注目される理由とは?

2025年11月26日

愛犬の口臭や歯周病に悩んでいませんか?本記事では、CBDの持つ抗炎症・抗菌作用が犬のオーラルケアにどう役立つのかを科学的根拠とともに解説。歯磨きが苦手なワンちゃんにも無理なく使えるCBDオイルやスプレーの活用法、実際に口臭改善を実感した飼い主の体験談も紹介しています。健康寿命を延ばすために、お口から始める新しいケア習慣を知りたい方におすすめです。

大切な愛犬の「お口トラブル」に悩んでいませんか?

「最近、愛犬の口がなんだか臭う…」「歯磨きを嫌がって、ケアがなかなか続かない」「獣医さんに“歯周病の兆候がありますね”と言われて不安になった」

——そんなお悩みを抱える飼い主さんは少なくありません。

愛犬の口臭が気になって抱っこをためらったり、口を近づけるのを避けてしまった経験はありませんか?どんなに大切な存在でも、お口のにおいが強くなると、日常のスキンシップが減ってしまいがちです。

特に中高齢期を迎えたワンちゃんでは、歯周病や口臭のトラブルが非常に多く、その影響はお口だけにとどまらず、心臓や腎臓など全身の健康にも関わってくることが近年の研究で明らかになってきました。

そんな中、最近では「犬のオーラルケアにCBD(カンナビジオール)が有効ではないか」と注目が集まっています。

CBDといえば、ストレス緩和やリラックス効果で話題ですが、実は「抗炎症作用」や「免疫調整作用」があり、歯周病予防や口臭ケアにも期待されているのです。

今回は、そんなCBDの新たな可能性に焦点を当て、犬の歯周病・口臭ケアにCBDがなぜ注目されているのか?を詳しく解説していきます。

犬の歯周病と口臭の現実:7歳以上の80%以上が患う現代病

歯周病は“サイレント・ディジーズ(静かなる病)”

人間と同じように、犬の歯周病も自覚症状が乏しく、気づいたときには進行していることが多いのが特徴です。日本小動物歯科研究会の報告によると、7歳以上の犬の約8割が何らかの歯周トラブルを抱えているとされています。

特に以下のような症状が見られる場合は要注意です。

  • 口臭が強くなる
  • 歯茎が赤く腫れる
  • 歯がグラつく、抜ける
  • 食欲が落ちる、硬いものを食べなくなる
  • 顔を触られるのを嫌がる

放置してしまうと、歯周病菌が血管から全身に巡り、顎の骨が溶けたり心臓病や腎疾患を引き起こしたりするリスクもあるのです。

口臭の原因の多くは“歯周病菌”

「口臭=胃腸の問題」と思われがちですが、犬の場合、原因のほとんどは口内環境の悪化に由来します。つまり、歯垢・歯石に潜む細菌の繁殖が主因です。

このような背景から、歯磨きやデンタルケアが推奨されていますが、実際には「うちの子は歯磨きを嫌がる…」という声も多く、なかなか日常的なケアが継続できないという現実があります。

解決策として注目されるCBDの働きとは?

CBDとは?安全性と基本的な作用を解説

CBD(カンナビジオール)は、麻(ヘンプ)に含まれる天然の成分で、日本国内でも合法的に流通しているものはTHC(ハイになる成分)を含まないため、安心して使うことができます。

主に以下のような作用が確認されています。

  • 抗炎症作用:炎症を抑える
  • 鎮痛作用:痛みを和らげる
  • 抗菌作用:一部の細菌の増殖を抑える
  • リラックス効果:不安やストレスを軽減

これらの特性が、歯周病や口臭トラブルのケアにも応用できるのではないかと、近年注目を集めています

歯周病にCBDがどう働くのか?研究と専門家の見解

海外の動物医療機関や論文では、CBDが歯肉の炎症を抑える効果が示唆されています。

例えば、2020年のある研究では、CBDが歯周病に関与する細菌(Porphyromonas gingivalis)の増殖を抑制し、歯茎の炎症反応を軽減させたという結果が報告されています(Frontiers in Pharmacology誌より)。

さらに、2021年に発表された別の研究では、CBDが歯周病の原因菌だけでなく、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの一般的な病原菌にも抗菌作用を示すことが示唆されています(Cannabis and Cannabinoid Research誌より)。

また、CBDが作用するエンドカンナビノイドシステム(ECS)は、犬にも人間と同様に存在し、免疫・神経・皮膚・内分泌など多様な機能を調整しています。このシステムを通じて、CBDは単に症状を和らげるだけでなく、免疫の過剰反応を抑え、慢性的な炎症を穏やかにする可能性があるとも言われています。

これにより、歯周病の進行を抑え、結果として口臭の軽減にもつながると考えられているのです。

CBD配合のペット用製品の種類と使い方

愛犬でも使えるCBD製品のタイプ

現在、犬用のCBD製品には以下のような種類があります。

  • CBDオイル:口内に直接垂らす、フードに混ぜるなど多用途
  • CBD配合デンタルスプレー:歯茎や口腔内に直接噴霧
  • CBD入りおやつ(トリーツ):ケアを習慣化しやすい

特に歯周病や口臭対策に適しているのは、「CBDオイル」と「デンタルスプレー」です。これらは口腔内の粘膜に直接作用させることができ、より効果的なケアが期待できます。

使用方法と継続のポイント

CBD製品は医薬品ではなく、「毎日のケア習慣の一環」として継続的に使うことで効果を発揮します。

使い方の一例:

  • 歯磨き後にCBDオイルを歯茎に塗布
  • 食後にCBDデンタルスプレーをシュッとひと吹き
  • 歯磨きが難しい子にはCBD入りのおやつで補助

重要なのは、「無理なく続けられる形」を見つけることです。習慣化することで、炎症予防や口臭軽減が期待できます。

体験談:実際にCBDケアを始めた飼い主の声

実際にCBD製品を取り入れた飼い主さんの声をご紹介します。

柴犬(10歳・オス)/飼い主Aさん(53歳)
「口臭が気になりだして、病院では“軽度の歯周病”と診断されました。歯磨きが苦手なので、CBDスプレーを試したところ、2週間ほどで臭いが軽減されてびっくり。歯茎の赤みも落ち着いてきた感じがします。」

トイプードル(6歳・メス)/飼い主Bさん(47歳)
「CBD入りのおやつを与え始めてから、以前より口臭が気にならなくなりました。なにより、本人が嫌がらずにケアできるのがありがたいです。」

このように、「継続しやすい」「口臭が改善した」「歯茎が健康的になった」といった声が増えており、CBDの持つ自然な作用が飼い主の間で評価されつつあります。

まとめ:大切な愛犬の健康を「お口から」守ろう

犬の歯周病や口臭は、放っておくと全身の健康リスクにもつながる重大なトラブルです。しかし、毎日の歯磨きやケアを完璧に行うのは現実的には難しいもの。

そんな中、CBDは「補助的なオーラルケア」として、無理なく継続できる新しい選択肢として注目されています。

  • 炎症を抑える天然成分で安心
  • 歯茎や口内環境の健康維持に役立つ
  • 嫌がる子にも使いやすい製品が豊富

大切なのは、「今のうちにケアを始める」こと。毎日の小さな積み重ねが、将来の大きな健康トラブルを防ぎます。

あなたの愛犬の笑顔と健康のために、今日から始めるオーラルケア習慣。CBDがその第一歩を優しくサポートします。

投稿者

  • M&N'sCBDのスタッフである商品開発米山と、カスタマーサポート上田でコラムを更新しています。商品のこと、CBDのこと、よくあるお客様の声などについて詳しくご紹介します。