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かゆみ・赤みが続くのはなぜ?犬の皮膚バリアを守るケア方法

2025年10月8日

愛犬が夜中に何度も体を掻いて眠れない…そんな「かゆみ」「赤み」の原因、もしかすると皮膚バリアの低下かもしれません。本記事では、犬の皮膚がなぜ敏感なのか、バリア機能の役割とそのケア方法をわかりやすく解説。外側・内側・メンタルの3方向から実践できるスキンケア対策や、話題のCBD(カンナビジオール)を活用したナチュラルケアまで紹介します。繰り返す皮膚トラブルに悩む飼い主さんに、日常生活で役立つヒントと安心をお届けします。

はじめに:何度も掻きむしる愛犬…その原因、見逃していませんか?

「最近、うちの子、やけに体を掻いているな…」
「赤みもあるし、病院で薬をもらったけど、またすぐ再発する」

愛犬の皮膚トラブルに悩まされている飼い主さんは少なくありません。特に40代〜50代の女性オーナーにとって、「うちの子の健康を守るにはどうしたら?」という思いは切実ですよね。

繰り返すかゆみや赤みの正体は、もしかすると「皮膚バリア機能の低下」かもしれません。本記事では、犬の皮膚バリアとは何か、なぜ弱ってしまうのか、そしてどうすれば健康な皮膚を保てるのかを詳しく解説。後半では、今注目のナチュラルケア「CBD」についてもご紹介します。

犬の皮膚トラブル、その原因は「皮膚バリア機能の低下」

なぜ犬の肌はトラブルを起こしやすいのか?

犬の皮膚は人間の1/3程度の薄さしかありません。とてもデリケートなため、以下のような影響を受けやすいのです。

  • 季節の変わり目(乾燥・湿気)
  • アレルゲン(花粉・ハウスダスト・食べ物)
  • シャンプーの頻度や成分
  • ストレスやホルモンバランスの乱れ

これらの要因が重なると、皮膚の表面にある「バリア機能」が壊れやすくなります。

皮膚バリアとは?その役割とは?

犬の皮膚は「表皮・真皮・皮下組織」の3層構造になっており、その最も外側にある角質層が「皮膚バリア」の中心です。皮膚バリアの主な働きは以下の通りです。

  • 外部刺激(アレルゲン・細菌・ウイルス)の侵入を防ぐ
  • 体内の水分が蒸発するのを防ぐ
  • 皮膚のpHバランスを保つ

しかし、皮膚バリアが破壊されると、炎症・かゆみ・乾燥・赤みといった症状が表れやすくなります。さらに悪循環として、かゆみによる掻き壊し→傷口→二次感染、というサイクルに陥ることも。

解決策:皮膚バリアを守るための3つのケアアプローチ

1. 外側からのケア:低刺激の保湿とスキンケア

皮膚バリアを守るための第一歩は、外側からのやさしいケアです。特に皮膚が敏感な子や、すでに赤みやかゆみが見られる場合は、刺激の少ないスキンケアを日常的に行うことが大切です。

シャンプーは「洗いすぎない」「乾かしすぎない」が鉄則

犬のシャンプーは清潔を保つために重要ですが、頻度や方法を誤ると、かえって皮膚バリアを壊してしまうことがあります。

  • 目安は月に1〜2回。皮脂の落としすぎを防ぐため、週1以上の洗浄は控えめに。
  • 使うのは必ず「犬専用」の低刺激シャンプー。人間用や香料の強い製品はNG。
  • 洗浄後はしっかりすすぎ、ぬるま湯(35℃前後)を使用することで刺激を軽減。
  • ドライヤーで乾かす際は、熱風を避け、低温でじっくり乾かすことがポイント。乾かしすぎると水分が奪われ、乾燥によるバリア機能の低下を招きます。

日々の保湿で「バリア機能」をサポート

シャンプー後はもちろん、お散歩後や空気が乾燥する季節には保湿ケアを取り入れましょう

  • 保湿スプレーやクリームでしっかり保湿。
  • お腹、脇の下、内ももなど、摩擦や乾燥が起きやすい部分に重点的に使用すると効果的。
  • 保湿成分としては、セラミド・アロエ・カモミール・ホホバオイルなどの天然成分が含まれている製品が◎。

タオルやブラシも「優しさ重視」で選ぶ

日常のちょっとした刺激でも、バリア機能が低下している肌には負担となることがあります。

  • タオルはふわふわしたコットン素材や、吸水性の高いマイクロファイバー製を選びましょう。
  • ブラッシングは力の入れすぎに注意
  • 被毛の長さや皮膚の状態に応じて、ブラシを使い分けるとより効果的です。

このような毎日のちょっとした積み重ねが、皮膚バリアの健やかな維持につながります。

2. 内側からのケア:食事・サプリで体の中から皮膚を整える

「皮膚は内臓の鏡」といわれるように、愛犬の食生活や腸内環境、ホルモンバランスの乱れは皮膚状態にそのまま反映されます。
かゆみや赤みが慢性的に続いている場合、外側からのケアだけでは不十分なことも。内側からの栄養補給と体内調整が、皮膚バリアの根本的な強化につながります。

高品質なたんぱく質で「皮膚の土台」をつくる

皮膚や被毛はたんぱく質から作られています。栄養が不足すれば、新しい皮膚細胞の再生が遅れ、バリア機能が弱まってしまいます。

  • 主原料に「ヒューマングレードの肉・魚」を使用したドッグフードを選ぶのがおすすめ。
  • 鶏肉やラム肉、白身魚など、消化が良くアレルゲンになりにくい動物性たんぱく質が理想的。
  • 加工度の高いフードや副産物の多い製品は避けましょう。

オメガ3脂肪酸で「炎症に強い体」へ

魚油や亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は、炎症を抑え、皮膚の水分保持力を高める働きが期待されています。

  • サプリメントとして与えるほか、サーモンオイル入りのフードも◎。
  • 「皮膚に艶が出てきた」「かゆみが軽減した」といった飼い主の声も多い成分です。
  • オメガ6脂肪酸とのバランス(理想は1:4〜1:5)も大切。摂りすぎには注意しましょう。

アレルゲン対策で「トラブルのもと」を排除

食物アレルギーも、皮膚トラブルの大きな要因です。

  • よくあるアレルゲンには小麦、牛肉、乳製品、トウモロコシ、大豆などがあります。
  • アレルギーが疑われる場合は、「グレインフリー」や「単一たんぱく質(鹿肉・馬肉など)」のフードに切り替えることも検討しましょう。
  • 定期的に腸内環境を整える善玉菌(プロバイオティクス)や酵素の摂取も、皮膚トラブルの予防に効果的です。

このように、皮膚バリアの健康には「中からのケア」が欠かせません。
しっかりとした栄養と体内調整を行うことで、かゆみや赤みに悩まされない、健やかな肌質へと導くことが可能です。

3. メンタルケア:ストレス対策も皮膚トラブルに有効

実は犬もストレスを感じると、自律神経が乱れ、皮膚の状態が悪化しやすくなります。

ストレス軽減のためにできること

  • 適度な運動(毎日の散歩)
  • 静かな環境での休息
  • 飼い主とのスキンシップ

外側・内側・心のケアを通じて皮膚環境を整える中で、今注目されているのが「CBD(カンナビジオール)」です。ここでは、そのナチュラルな力に注目してみましょう。

CBDのナチュラルな力で皮膚バリアをサポート

CBDとは?

CBD(カンナビジオール)は、麻(ヘンプ)に含まれる天然成分の一つで、精神作用を持つTHCとは異なり、安全性が高く、動物用の健康サポートとしても注目されています。

CBDを活用した皮膚バリア対策

CBDスプレー:毎日の保湿に最適。お散歩後やお風呂上がりに。
CBDバーム:肉球や炎症部位に直接塗れる集中ケアタイプ。
CBDオイル:慢性的なかゆみ、乾燥、ストレス性の皮膚トラブルに悩む子におすすめ。

外側からも内側からもサポート

CBDスプレーやバームは、外側からのケアとして活用できる選択肢の1つです。
さらに皮膚トラブルの根本ケアとして、CBDオイルの継続利用もおすすめです。毎日のフードに数滴垂らすだけで、体の内側から免疫やホルモンバランス、神経系の調整をサポートします。これにより、皮膚バリアの回復を内側から助けることが期待されます。

また、CBDはストレス軽減サポートの効果が期待される成分として知られています。犬がリラックスすることで、掻きむしりの回数が自然と減ったという事例も多く報告されています。

かゆみや赤みに悩まされているのは、あなただけではありません。
大切なのは、「早めのケア」と「続けやすい習慣」です。

まとめ:皮膚バリアを守ることは、愛犬のQOL向上と穏やかな毎日につながる

繰り返すかゆみや赤みの根本原因は「皮膚バリアの低下」にあることが多く、外側・内側・心のケアを組み合わせることが重要です。

中でもCBD製品は、

  • 自然由来で安心
  • 多方面からやさしくサポート
  • 毎日のケアに無理なく取り入れられる

という点から、今、多くの飼い主さんに選ばれています。

しっかりと皮膚バリアを整えることで、愛犬は日々のちょっとした刺激にも負けない健やかな肌を保ち、かゆみや赤みに悩まされることのない穏やかな毎日を過ごせるようになります。

「もう掻かないで」と心配する日々から、「今日も気持ちよく過ごせたね」と笑顔で終える毎日へ。
あなたの大切な家族の未来を、CBDとともに優しく守ってみませんか?

投稿者

  • M&N'sCBDのスタッフである商品開発米山と、カスタマーサポート上田でコラムを更新しています。商品のこと、CBDのこと、よくあるお客様の声などについて詳しくご紹介します。