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愛犬のかゆみが止まらない…アポキル以外の選択肢は?

2025年9月24日

夜中にかきむしる愛犬のかゆみ、アポキルの副作用や長期使用が心配…そんな飼い主さんの悩みに寄り添い、CBD(カンナビジオール)による自然派ケアの可能性を徹底解説。犬のアレルギー性皮膚炎やアトピーへのアプローチ、ECS(エンドカンナビノイドシステム)の働き、具体的な使い方や安全性、製品選びのポイント、さらに実際に試した飼い主さんの体験談まで紹介。薬に頼りきらず、自然の力で愛犬の健やかな日々を支える新しい選択肢を提案します。

はじめに

「夜中、何度も身体をかきむしっては起きてしまう愛犬。眠れず、イライラした様子に心配が募る…。」

そんな日々を過ごしていませんか?特にシニア期に差し掛かる犬や、アレルギー体質の子に多く見られる慢性的な皮膚のかゆみ。薬を飲ませても一時的な効果しかなく、根本的な改善にはつながらない…そんな悩みを抱える飼い主さんは、今とても増えています。

動物病院で処方される「アポキル」は、即効性があり、かゆみの抑制に大きな効果があることで知られていますが、長期使用への不安や副作用を気にされる方も少なくありません。
そこで近年注目されているのが、
「CBD(カンナビジオール)」というナチュラル成分です。

今回は、

「アポキル以外に選択肢はないの?」
「副作用が心配…」
「もっと安心して続けられる方法を探している」

そんな飼い主さんに向けて、愛犬のかゆみケアにCBDがどう役立つのかを詳しくご紹介します。

犬のかゆみの原因とは?

まず、愛犬のかゆみがなぜ起こるのか、その原因を正しく知ることが重要です。犬の皮膚トラブルにはさまざまな原因があり、複数が重なって慢性化するケースも珍しくありません。

主な原因

  • アレルギー性皮膚炎:食物・ハウスダスト・花粉などによるアレルギー反応
  • アトピー性皮膚炎:遺伝的要因による慢性的なかゆみ
  • ノミ・ダニなどの外部寄生虫
  • 接触性皮膚炎:シャンプーや洗剤などによる刺激
  • 乾燥・湿度の変化による皮膚バリアの低下
  • 精神的ストレスや不安による自傷行為

最近では、気候変動や住環境の変化が影響して「季節の変わり目になると決まってかゆがる」というケースも増えています。

症状の現れ方

  • 掻きむしる、舐め続ける、噛む
  • 耳を頻繁に掻く、赤みや脱毛
  • お腹や脇の下の赤み・ただれ
  • 体臭が強くなる

これらの症状が繰り返される場合は、早めの対処と継続的なケアが必要です。

アポキルだけじゃない!CBDという自然派ケアの可能性

アポキルの特徴と課題

「アポキル(オクラシチニブ)」は、犬のアトピー性皮膚炎やかゆみを抑える抗炎症薬。
数時間で効果が現れる即効性があり、多くの飼い主さんに利用されています。

ただし…

  • 長期使用で免疫力が低下するリスク
  • 下痢・食欲不振などの副作用
  • 高齢犬・持病持ちの犬への慎重な投与

など、継続的な使用には注意が必要です。

そのため、「なるべく薬に頼らず、自然な方法でケアしたい」と考える方に、CBDがサポートケアとして注目されています。

CBDとは?

CBD(カンナビジオール)は、麻(ヘンプ)に含まれる天然の植物成分で、精神作用がない(=安全)のが特徴です。
近年では、犬猫用のオイル・おやつ・スキンケア製品にも幅広く使われるようになりました。

CBDがかゆみにどう働くの?

CBDは、犬の体内にある「エンドカンナビノイドシステム(ECS)」に作用し、身体のバランスを整えます。

具体的な作用

  • 炎症の抑制:赤み・ただれの鎮静化
  • かゆみ感の緩和:神経過敏の抑制
  • ストレス軽減:不安からくる自傷行動を抑える
  • 免疫調整:過剰な免疫反応を抑える

このようにCBDは、体の内外からアプローチできる点が大きな特長です。

ECSってなに?― 犬にも備わっている“健康の司令塔” ―

ECS(エンドカンナビノイドシステム)とは、動物の体内に本来備わっている生理機能の調整システムです。

  • 脳・神経・皮膚・免疫系など全身に分布する受容体(CB1・CB2)
  • 体内で生成される内因性カンナビノイドと連携し、心身のバランスを保つ

ECSが調整しているもの:

  • 食欲
  • 睡眠
  • 痛み
  • 炎症
  • 感情 など

ECSの働きは犬にとっても不可欠ですが、加齢・ストレス・体調不良などで機能が低下すると、炎症やかゆみが慢性化しやすくなります。

👉 そこで、CBDがECSの働きを補い、「自己調整力」を引き出すサポート役になるのです。

実際にCBDを試した飼い主さんの声

【体験談1】8歳フレンチブル/アレルギー性皮膚炎

「春になるとお腹をかきむしっていたのが、CBDオイルを毎日ごはんに混ぜるようになってから明らかに軽減。アポキルも減薬できて安心しています。」

【体験談2】柴犬/ストレスによる自傷行動

「お留守番のたびに足を舐めて炎症が…。CBD入りおやつを与え始めてから落ち着き、毛並みまでよくなりました。」

【体験談3】シニア犬/皮膚の赤み

「副作用が心配で薬は避けたかったけれど、CBDバームで赤みが落ち着きました。愛犬も気持ちよさそうで続けやすいです。」

CBD製品の選び方と使い方のポイント

製品の種類と特徴

  • CBDオイル:ごはんに混ぜる/舌下投与
  • CBDおやつ:おやつ感覚で与えられる
  • CBDバーム・スプレー:気になる部位に直接塗布

安全性のチェックポイント

  • THCフリー(精神作用ゼロ)
  • 第三者機関の成分分析済み
  • ペット専用に設計された製品

🔰 初めて使う場合は少量からスタートし、様子を見ながら調整するのがポイントです。

まとめ:アポキルだけじゃない!CBDで愛犬のかゆみをやさしくケア

慢性的なかゆみに悩む愛犬を見て、「薬だけに頼らず、もっとナチュラルな選択肢を」と考える飼い主さんが増えています。

CBDは、副作用のリスクが低く、自然由来で継続しやすいケア方法として注目を集めています。

ポイントまとめ

  • CBDは愛犬のかゆみに内外からアプローチ
  • アポキルの補助的な選択肢としても活用可能
  • ストレスケアや老犬の健康維持にも期待

愛犬の“かゆみ”という小さなSOSを見逃さず、もっと心地よく、もっと穏やかな毎日へ。

CBDは、これからのペットケアに新たな可能性をもたらしてくれる存在です。

「薬に頼りきるのではなく、“本来の健康を引き出すケア”へ」
そんなやさしい未来が、きっとあなたと愛犬を待っています。

投稿者

  • M&N'sCBDのスタッフである商品開発米山と、カスタマーサポート上田でコラムを更新しています。商品のこと、CBDのこと、よくあるお客様の声などについて詳しくご紹介します。