生理前にくる“憂うつ”“イライラ”“眠れない”…そんな日こそ自分にやさしいケアを

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「なんだか気分が沈む」「イライラして人にあたってしまう」「眠りが浅くて朝がつらい」――
それはもしかしたら、生理前のホルモンバランスの変化が原因かもしれません。多くの女性が毎月経験している“あの不調”。年齢を重ねるごとに、症状が強まったと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、生理前に訪れる心と体の変化と向き合うために、生活習慣の見直しやセルフケア方法、そして今注目の「CBDケア」など、PMS(月経前症候群)への対策として取り入れたい方法をご紹介します。
生理前に起こる心身の不調は、「月経前症候群(PMS)」と呼ばれ、排卵後から月経開始までの約2週間の間に現れるさまざまな症状を指します。
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の急激な変動が、自律神経や脳内の神経伝達物質(とくにセロトニン)に影響し、感情の揺れや睡眠障害、体の不調を引き起こすとされています。
PMSは10代後半〜20代の若い世代でも悩まれている方が多くいらっしゃいますし、個人差も大きい症状です。そして40代以降になると、プレ更年期によるホルモンバランスの乱れが重なり、PMSがよりつらく感じられることもあります。
年齢に関係なく、毎月の変化に戸惑ったり、不調に悩むことは自然なことなのです。
PMSに悩まされる日々を少しでも穏やかに過ごすには、「自分に合ったケアを見つけること」が大切です。ここでは、すぐに取り入れられるセルフケアをいくつかご紹介します。
栄養バランスの良い食事は、心と体の安定に欠かせません。とくに次の栄養素は意識してみましょう。
※カフェインや糖分の摂りすぎはイライラや不安を増すことがあるため、控えめに。
ウォーキングやヨガなど、リズムのある軽い運動は、セロトニンの分泌を促し、気分を穏やかにしてくれます。血流も良くなり、むくみやだるさの改善にも効果的です。
睡眠はホルモンバランスを整える大切な時間。
次のような習慣で「眠りの質」を高めましょう:
気分が沈んだり、イライラしてしまうときこそ、「これはホルモンのせいかも」と受け止め、自分を責めないことが大切です。
…など、小さな工夫が心の安定につながります。
上記のような基本のセルフケアとあわせて、近年注目されているのが「CBD(カンナビジオール)」を使ったナチュラルケアです。
CBDは麻(ヘンプ)に含まれる天然成分で、精神活性作用(ハイになる作用)はなく、安全性が高いとされています。
私たちの体に備わる「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」に働きかけ、心と体のバランスを整えると考えられています。
PMSのような、ホルモンによる情緒の乱れや不調に対しても、CBDのリラックス効果や抗炎症作用が注目されているのです。
CBDは“心と体のゆらぎ”をやさしく整えてくれる、まさにフェムケア世代の味方です。
就寝30分前に、舌下に2〜3滴たらして吸収させると、リラックスしやすくなり、自然な眠りへ導いてくれます。アロマや照明と組み合わせて、夜のリラックス習慣に。
吸入タイプは吸収が早く、数分で心がふっと軽くなるような感覚を得られる方も。深呼吸を意識しながら使えば、呼吸の質も整い、より深いリラックスへ。
※ニコチンやタールは含まれておらず、煙ではなく蒸気なので扱いやすいのも魅力です。
お腹や肩、腰のまわりにCBDバームを塗ってマッサージすると、重だるさや緊張がやわらぎ、体の内側からリラックス感が広がります。
生理前や更年期に感じやすい「乾燥感」や「ムズムズ」に、CBD配合のオイルでやさしくケアを。デリケートな部位だからこそ、刺激の少ないナチュラルな成分が安心です。
アメリカやヨーロッパでは、CBDを使ったフェムケア商品が多くの女性に支持されています。
ある調査では、CBDを使用した女性の65%以上が「PMS症状がやわらいだ」と回答。
また、イギリスの大学では、CBDが不安症や睡眠障害の緩和に有効であるという研究結果も報告されています。
生理前の憂うつやイライラ、不眠…。
そんなつらい日々も、「我慢」ではなく、「整える」ことを意識して、自分をやさしくいたわる選択肢を持ってみませんか?
PMSの感じ方も、効果を感じるケア方法も人それぞれ。
でも、「今の自分に合った方法」で、少しずつでも心と体を整えていくことが、これからの毎月のゆらぎを優しく乗り越える第一歩になります。
今日もがんばった自分に、ひとさじのやさしさを。
CBDは、そんな気持ちに寄り添ってくれる存在かもしれません。